百貨店でのアパレル経験で身についた作法や言葉遣いとは?

私は今のショップで働く以前に百貨店で働いていました。
その時のことをお話します。

まず、一言で言えば百貨店は他のセレクトショップと比べるととてもサービスのレベルは高いです。
そのため礼儀や作法、マナーなどについては初日から求められるので、研修時代に挫折しそうになったこともあります。
まず、表情に締まりがある、という点です。
けしてへらへらと笑っているわけにはいきませんし、にこやかに、しかし礼儀正しく笑顔で、という大変難しい表情を余儀なくされます。
言葉遣い1つに対しても敬語が適切でなければ意味がないですし、不満だと思われる目上の方もたくさんおられます。
目上の方ほど礼儀作法や言葉遣いには厳しいので、お客様が目上の方だと大変緊張します。
話し方は基本的に敬語、ご挨拶も忘れずに。
いらっしゃいませの一言でも好印象に聞き取れるものでなければなりません。

またお辞儀の角度も45度ぴったりでなければなりません。
立ち振る舞いも美しくあらねばなりませんから、ダラダラと歩いていてはいけませんし、お客様の後ろについてストーカーのようにするのも禁止。
お客様はこのような場所に慣れてらっしゃいますから、自分の着たい、求めるお洋服はどのようなものか分かってらっしゃるので、後ろにつかれると迷惑だというお客様も多いのです。
ただ、視線がきょろきょろしていたり、何かを探していらっしゃる場合はお声をかけさせていただきます。
その場合はお客様が何かを探しているという証拠ですから、お客様からつかず離れずの位置で、表情もしっかりチェックする必要があります。
これがまた大変疲れます。
立ち方もグラグラしてはいけませんし、ピシッと起立ではありませんが、お客様の雰囲気も読み取る必要があります。
またブランドでもハイブランドのもの、シャネル、イヴサンローランに代表されるようなスタッフはもっと厳しい礼儀を身に着けることになります。
それこそ洗練されたスタイルや髪型などもしっかりまとめ髪、メイクも厚化粧になってはいけませんが、きちんとした好印象のメイクを要求されます。
おもてなしとは笑顔のご挨拶とも言われますし、心のコミュニケーションとも言われます。
ただ、百貨店の場合はピシッとした態度や規律正しいマナーが必要とされるため、ニコニコと笑っているだけではNGということ。

特に私が苦労したのが45度のお辞儀の角度。
いつも微妙な角度でお辞儀をしてしまうので講師に何度も繰り返させられました・・・。
ピシッと膝を伸ばしたまま45度の角度のお辞儀をしてみると分かると思いますが、とっても難しいんです。

普段何気なく通っている百貨店の店員さんの対応をチェックしてみませんか?
きっとこれらのマナーをマスターしているはずですよ。
かくいう私はショップ店員と百貨店の店員さんを比較しつつ、その対応の違いにビックリしています。

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