厳しいノルマの達成感や先輩からの愛ある指導とは?

ファッションショップには月単位でノルマというものがあります。
簡単に言えば、月にどれだけの売り上げをあげることができたのか、ということです。
これを簡単に達成できれば問題ありませんが、なかなか達成が難しいケースのほうが多いです。
シーズンによっても売り上げは違うし、なかなかその月はお客様の来店が少なかったり・・・。
そのようなことで店員全員は悩む羽目になります。

ノルマ達成のためにはどうしたらいいのか?
月の半分を終えると皆が焦り始めるので、ミーティングが開かれます。
そこで1人1人の意見を聞かれたり、参考にされたりするんですけど、それがまた辛いんですよね・・・。
分かっているけどどうしても売れない。
売れないから人が来ない。
どうやったら人を集めることができるのか?
もう、永遠の宿題のようでした。
ノルマ達成のために実費でお洋服を購入する先輩もいれば、呼び込みに力を入れる店員も多かったように思います。
売れ筋商品を店頭に掲げてアピールしている自分もいます。
店員全員がノルマ達成のために頑張っているのに何故売れないの?というジレンマから店員同士がギクシャクしてしまうことも・・・。
それでも月の後半になってくるとようやくノルマが見えてくるので、あともう少しだから頑張ろう!という声がかかります。
なかなか売れなかったアイテムが自分のセールストークで売れると、心の中で号泣です。
苦労した分、次も頑張って売ろう!と思えるから月のノルマ達成まで頑張り続けることができました。

そしてノルマ達成後は皆で「お疲れ様~」と言いつつも、皆本当に笑顔でやったぁ!って感じで喜びいっぱいです。
この瞬間が本当に大好きで、皆で一体になれる。
だから厳しいノルマも頑張れるんだと思えます。
それにノルマがなかなか達成できなかった時の新人時代には先輩が「あなたのトークが悪いのよ。押してばっかりで相手の気持ちが読めてない!」と激怒されたこともありますが、あの頃の先輩の言葉に今は励まされています。
また先輩には常にお客様がどんなものを欲しがっているかを考えてトークをしろ、と言ってしましたが、それが本当なのだとノルマ達成後には実感します。
今でも本当に怖い先輩なのですが、その先輩の言っていることは間違っていないので信頼しています。

ただ残念なのはその先輩が来月寿退社してしまうということです。
あの頃の指導や説教を忘れずに、今後は我が子にも礼儀、マナーなどはしっかり教えていこうと思っています。

大変な仕事だけどお得も多いファッション業界の特典

実は実際裏ではガテン系とも言われるのがショップ店員。
1日中立ちっぱなしで足はむくむし、足裏は痛くなるし、かといってヒールじゃなきゃいけないし・・・。
さらにハード勤務のわりにお給料はかなり安いっていうのがキツイんです。
シーズンが始まると実費で新作を買う必要も出てくるし、その費用もかかる・・・。
だけど、いち早く好きなお洋服を着ることができるのはかなりなメリットだと思います。

キビしい職場環境だけど、ネイルは自由、髪型自由のところも多く、ファッション好きにはたまらない職場だと思いますよ。
ネイルサロンに月1で通っている店員も多くて、髪型も美容室で綺麗に巻いている店員さんもOKだったりします。
美人系の店員さんならお客様から覚えられるのも早く、顧客がつくのも早いっていう利点もあります。
まさにカリスマ店員という名前がつくほどのこともあるので、美人さんには絶対お得。
そのため噂になってモデルに転向なんてこともあり得るっていうのだからこの業界にきて良かった~なんてこともたくさんあるんです。

もう1つ大きなメリットは、セール品をお得に購入できること。
他の好きなショップで取り置きしてもらうこともできるし、自分のところのショップの大型点ではセール時にオシャレなお洋服は完売ということも多かったです。
でも地方の小型ショップならまだある可能性は充分あるから、それを取り置いてもらうこともできちゃうっていう都合の良いメリットもあります。
狙ってたお洋服が地方で手に入るっていうお得はショップ店員ならではのメリットです。
他の人なら絶対こういうことはできませんよね。

また、ファッションとはあまり繋がりがないと思われがちな理美容のショップでも、休日が不定期だからショップが近くならいつも顔を合わせているのですぐに友達になることができます。
そこでリーズナブルに化粧品を売ってもらったり、美容室でサービスを受けることができたりと、なんだかんだ言って得することも多いんですよね。
ガテン系でショップ裏では汗だくで商品をさばいているとはいえ、1日中立っていて足がむくむとは言え、やっぱり好きなお洋服に囲まれる日々は楽しい!
セールでも特化で好きなお洋服を最初に選ぶこともできますし、完売してしまった狙ったアイテムは地方で取り置きすることもできる可能性があります。
美容に関しても最先端のリップやファンデをかなりリーズナブルで買うことができるから、いくらお給料が安いと言ってもなんだかんだ言って、魅力的な職業ではないのかな?

自分も思わず楽しくなるお客様との接客や会話はある?

思わず楽しくなってしまう接客ってありますよね。
そんな時間を過ごした経験はありませんか?
そして後々裏で先輩に話しすぎ!と怒られたり・・・。
だって楽しいんだもの!と思ってしまう接客はたくさんあります。

まず接客の楽しさは相手との距離感から始まります。
始めて来店された方に対しては丁寧な態度で始まり、気に入って購入してくれた方を覚えておくのは当たり前、その後再び来店された時、「この間のお洋服は気に入っていただけましたか?」と切り出してみる。
「うん!超良かった!だからもう一回見たくなって。」
そこから始まる話題は色々なファッションの話題で持ちきりで、最終的にはお客様の口調に合わせて話すということに・・・。
でもそれが良かったようです。
「くだけて話せる店員さんっていいよね!」「ですよね!」みたいな感じです。
後々先輩にやりすぎ、と怒られるのは目に見えていますが、実際お客様との目線が同じだと、自然とお客様へオススメできるファッションアイテムが浮かんでくるのが不思議です。

また好きなアーティストが一緒だとさらに楽しいですよね。
西野カナさんなんかは特に女性に指示されていますが、もちろん私も大ファンで、「いいですよね~あの曲、泣いてしまいます」というお客様に対しても、私も同感なので、「私本当に泣いた経験ありますよ!失恋した時とか」「えー!」なんてことになっていました。
そんな楽しい接客は店員にとってとっても楽しい接客でした。

また何故か気の合うお客様というものが中にはいまして、ファッションのことで盛り上がりすぎるという点もありました。
この柄がいい、この色がいい、モチーフが可愛すぎる!
フォルムが可愛いし、このブーツと合わせるとピッタリじゃない?というような感じです。
同年代っぽいお客様と対応しているとキャーキャーとやってしまうので本当に楽しい時間を過ごさせていただいており、自分も楽しくなっていました。
大抵そのようなお客様とは長時間お話させていただいています。
私は見かけによらずインディーズバンドが好きなのですが、たまにマニアックなお客様もおられ、そんな話題で持ちきりになることもあります。

楽しい接客こそ何よりお客様の笑顔を誘います。
お客様との共通点を見つけることで親近感がわき、自然と仲良くなることができますし、友達のような感覚に陥ることもあります。
ただ、あまり友達のようになってしまうのも店員としてはよくないので、一線を超えないようにとは思ってはいたのですが、思っているのですが・・・実際、キャーとやっている間はどうなっているのか・・・。
接客って本当に楽しいな、って思った瞬間だったと思います。

百貨店でのアパレル経験で身についた作法や言葉遣いとは?

私は今のショップで働く以前に百貨店で働いていました。
その時のことをお話します。

まず、一言で言えば百貨店は他のセレクトショップと比べるととてもサービスのレベルは高いです。
そのため礼儀や作法、マナーなどについては初日から求められるので、研修時代に挫折しそうになったこともあります。
まず、表情に締まりがある、という点です。
けしてへらへらと笑っているわけにはいきませんし、にこやかに、しかし礼儀正しく笑顔で、という大変難しい表情を余儀なくされます。
言葉遣い1つに対しても敬語が適切でなければ意味がないですし、不満だと思われる目上の方もたくさんおられます。
目上の方ほど礼儀作法や言葉遣いには厳しいので、お客様が目上の方だと大変緊張します。
話し方は基本的に敬語、ご挨拶も忘れずに。
いらっしゃいませの一言でも好印象に聞き取れるものでなければなりません。

またお辞儀の角度も45度ぴったりでなければなりません。
立ち振る舞いも美しくあらねばなりませんから、ダラダラと歩いていてはいけませんし、お客様の後ろについてストーカーのようにするのも禁止。
お客様はこのような場所に慣れてらっしゃいますから、自分の着たい、求めるお洋服はどのようなものか分かってらっしゃるので、後ろにつかれると迷惑だというお客様も多いのです。
ただ、視線がきょろきょろしていたり、何かを探していらっしゃる場合はお声をかけさせていただきます。
その場合はお客様が何かを探しているという証拠ですから、お客様からつかず離れずの位置で、表情もしっかりチェックする必要があります。
これがまた大変疲れます。
立ち方もグラグラしてはいけませんし、ピシッと起立ではありませんが、お客様の雰囲気も読み取る必要があります。
またブランドでもハイブランドのもの、シャネル、イヴサンローランに代表されるようなスタッフはもっと厳しい礼儀を身に着けることになります。
それこそ洗練されたスタイルや髪型などもしっかりまとめ髪、メイクも厚化粧になってはいけませんが、きちんとした好印象のメイクを要求されます。
おもてなしとは笑顔のご挨拶とも言われますし、心のコミュニケーションとも言われます。
ただ、百貨店の場合はピシッとした態度や規律正しいマナーが必要とされるため、ニコニコと笑っているだけではNGということ。

特に私が苦労したのが45度のお辞儀の角度。
いつも微妙な角度でお辞儀をしてしまうので講師に何度も繰り返させられました・・・。
ピシッと膝を伸ばしたまま45度の角度のお辞儀をしてみると分かると思いますが、とっても難しいんです。

普段何気なく通っている百貨店の店員さんの対応をチェックしてみませんか?
きっとこれらのマナーをマスターしているはずですよ。
かくいう私はショップ店員と百貨店の店員さんを比較しつつ、その対応の違いにビックリしています。

流行に敏感になるセレクトショップでの接客やお洒落について

私はもともとファッションが好きで、専門学校に通ったけれど、デザイナーにはなれずにセレクトショップで働くことに。
そんなセレクトショップでのオシャレの楽しみ方と言えば、なんといってもそのショップのカラーを楽しむということじゃないでしょうか?
セレクトショップと言えばたくさんあるけれど、なんというか、その馴染みのカラーというものがありますよね。
なんとなくあのブランドは青色系がする、とか赤系がする、なんてこと。
そんな楽しみ方もあります。

流行の最先端を行くセレクトショップには、もちろん流行最先端のお客様が来店されるので、自分の腕前が試されるような気がしますが、そのシーズンならではでしか味わえないようなファッションを楽しむことができます。
それと同時に他のセレクトショップにはない持ち味を出しているので、それも楽しみ方の1つかな。

接客で一番難しいのは、「どれがいいか選んで」というお客様です。
うーん、これは難題です。
大抵はお客様の着ているものに見合ったものを考えながら、かつ雰囲気、もしくはガラッと変わった雰囲気のものを考えます。
それで喜ばれたら、大成功です!

洋服以外にセレクトショップでは小物も販売しているのを知っていますか?
靴や小物類、ピアスやネックレス、伊達めがねや帽子などを置いているんですよ。
それらも活用しつつ、お客様に提案したりもします。
またお客様が小物目当てに来店されることも多く、「ここのビーズのアクセサリーが一番可愛い」と言ってくださるお客様も大勢おられましたので、それは大変嬉しかったです。

靴はサイズによって異なりますし、実際好き嫌いが激しく分かれるのでサイズを確かめるだけのお客様もおられます。
ただ、一言でいえばセレクトショップの靴は他にはないオリジナリティが溢れています。
だから私は靴こそオススメの小物だと思っています!
まずお客様の気に入ったお洋服に合わせ、気が合うのであれば靴も提案させていただいています。
本当にこの靴は履きやすくておすすめです!とばかりに。
実際、自分でもショップの靴を履くことが多いのですが、良い靴はヒールが高くても疲れないし、靴ずれしないのでオススメなんです。

もしセレクトショップで何か洋服でも見ようかな、と思った時には靴やアクセサリー、帽子などもチェックしてみてくださいね。
他のショップにはないオリジナルの小物が多いので、それどこの?と言われること間違いなしです。

お客様との会話に必要?アパレル以外のコスメやグルメの勉強

会話はお客様との対応で最も重要だと思っています。
何故ならその会話1つで購入が決まることもあるからです。
スタッフはそのために色々な勉強をしています。
とはいっても、苦手ジャンルならほどほどに、好きなジャンルなら積極的に勉強しているスタッフが殆どです。

10代から20代、30代にかけてはやっぱりテレビネタが多いです。
特に今は絶世の嵐期。
嵐が何なのか分かっていなきゃ話になりません。
誰それが好きだとか、誰推しだとか、そんな話題で盛り上がります。
そして結局、5人全員好きだよね~というところに落ち着きます。
嵐愛はやっぱり皆好きなんだなぁと思うところで、無難な会話の1つです。

顧客層が高くなると、ファッション誌からテレビなどで情報を集めます。
ファッション誌といっても子供雑誌や子育て誌、ママファッションなどを中心にチェックをしていきます。
そのほか、テレビだと流行のドラマなどをチェックしていました。
今、新シーズンが始まったばかりなので、初回は絶対にハズせないところです。

ママファッションではあまり過激なスタイルを求めているわけでもなく、かといって冒険をしないわけでもなく、最近のママはオシャレなママが多いので、それなりにスタッフも難しいな・・・と考えるトコロでもありました。
最も時間もお金もファッションにかけることができるママ層の顧客獲得は第一です。
だからこそ皆微細なセンスのママファッションを勉強するようになっていました。
ドラマだとやっぱりジャニーズがママでも人気があります。
特に今シーズン始まっているジャニーズが出ているドラマは多数あります。
それだけの初回を全部見るのは、自宅に戻ってからではとってもしんどいのですが、売り上げ貢献のためには必見です。
そういいつつも、ドラマを見ていると自分もハマってしまうからワクワクものです。
ドラマを見ている時間が自宅で過ごす一番長い時間かもしれませんが、それでも勉強とは思わずリラックスしながら見ています。
今度、あのお客様が来店されたらどんなトークをしよう?とか初回を見ながら考えるのも好きでしたよ。

ファッション誌でもよくノンノとかウィズなどは若い世代に向けた雑誌で、大人買いしたりして・・・。
片っ端から読んでいき、最後の恋愛トーク術なんてところまで読んでしまっています。
半身浴しながら読むこともできるので、一石二鳥!

特別年齢層が若干高めなお客様に対してはブランドの勉強もします。
最近ではウェブマガジンというものもあるので、ハイブランドのものはそこから入手。
シャネルやグッチのバッグはもちろんのこと、エルメスのスカーフやサンローランなど手の届かないところも情報を頭に叩き込みます。
こっちも今では防水スマホが登場しているので、半身浴と同時にチェック。
出そうな話題は逐一チェックです。

そんな売り上げトークは形ばかりにこだわったものではなく、くだけた感じで始めるのが一番です。
「それ、最新のエルメスのスカーフじゃないですか!?」とか、小物から入ったりしますね。
売り上げトークも一流にならなければ売れない、ということを知ってから、自分が買う側に立った時にはちょっとチェックを入れている私です。

大変だけど貴重な経験!セールの声出しや意外と楽しい残業

シーズンオフになりかけると、徐々に他店もセール時期に入っていきます。
シーズンのタイムセールは本当に大変。
大声でアピールしなければ他店の声に負けてしまうし、かといってかすれた声は恥ずかしい!
スタッフ総出でセールは呼びかけを行います。
その中でお客様が足を止めればスタッフが1人1人対応します。
呼び込みはコツだと思っています。
立札1つとってもキュートなデザインのものだと目を引きますし、50%オフ、というだけでもどれだけ他のショップより目立つ立札を作るか、セール前からその作業は始まっています。

セールもタイムセールというものがあり、1時間ないし30分間限定でセール品がさらにリーズナブルになるというものがあります。
そこには大変力を入れます。
まさしくスタッフ総出、タイムセール中で~す!
と大声あげつつ、タイムセールなら安かろうとお客様もどんどん入ってきて、またそれも楽しさの1つです。
レジの列もどんどん長くなるし、タイムセールこそセールの醍醐味の1つだな、と考えるようになりました。
セールは売れ残ってしまったものをもう一度売りなおしているのですが、やはり上質なものを安く買いたいがためにセール時期に集中して買うお客様が多いので、良いアイテムは多く残っています。
だから取り合いにこそならないものの、セールやタイムセールにはこれも、あれも、とお客様の輝く目が素敵でたまりません。

その日のショップの看板を下ろした後のレジ清算はドキドキの連続です。
どれだけ今日の売り上げがあったのかの発表があり、達成したら皆で盛り上がります。
セールが始まってから終わるまでは残業がつきものですが、その際の女子トークも見逃せません。
「あたしあの服狙ってるんだけど残るかな?」とか、「このフロアで一番盛り上がってたよね!」というトークが最高に楽しいです。
明日はもっとお客様が来るようにしよう!と立札をもっと改良している娘もいます。
それ以上デコってどうするんだってくらい、キラキラに改造しているので思わず笑ってしまいます。

「それにしても疲れた~」というのが皆の第一声かもしれませんね。
セールは体力勝負です。
他のショップに負けられませんから、全身を使ってアピールします。
それでお客様が来店されればOK!
それがショップ開店から延々と続くので、とっても疲れるんですよ。
でもお客様が来れば来るほど盛り上がるのがショップの店内なので、盛り上がっているショップほどお客様の来店が激しいのです。
だからこそ、1人でもお客様確保のために皆必死!

セールやタイムセールはとっても盛り上がるからスタッフも楽しいし、お客様にも是非楽しんでもらいたい!
そんな気持ちが伝わるセールは間近!
こんな思いは一生忘れることはできません。

旅行で訪れたお客様への親切な対応で大変感謝されました!

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伊豆で働いていたとき、旅行先で訪れたというお客様に感謝されたお話しです。

伊豆にはたくさんの観光スポットがあるのですが、よく若いお客様が行かれるのがテディベアミュージアムや伊豆ぐらんぱる公園です。
テディベアミュージアムに行かれるお客様にはよくご案内しているのですが、「撮影ポイントはネコバスですよ~」とお声をかけています。
テディベアミュージアムといっても、2階はジブリのアイテムが多く、それを知らないお客様も多く喜んでいただいていらっしゃい、嬉しく思えました。
また伊豆ぐらんぱる公園ではアスレチックコースや湖でバルーンの中に入ってぐるぐると回って遊ぶこともできるので、回数券がお得だということも紹介していました。

そんな私は伊豆でファッションショップで働いておりましたが、
「あまり東京では見たことがないブランドよね」と言われ、「この季節にはいいわ~」と言われることも多く、嬉しく思っていました。
「アジアン系のショップもあるんですよ」と紹介すると目新しいのか、「そこはどこなの?紹介してちょうだい」と言われ、地図を出されたので、もっと拡大した地図をわたし、「ここの道を通ると早いですよ」というと、大変感謝されました。
そんなときが最も幸せな瞬間です。
自分のショップのファッションを褒められるのももちろん嬉しいのですが、実際伊豆のことを知ってもらえるのは特に嬉しいことでした。
またアメカジショップもあり、お子様のファッションを取り揃えているお店もあり、そのショップの店員さんとも仲良しです。
そこで家族連れ様にはアメカジショップのことも話したりするようにしていました。
すでにアメカジを知っているお客様で、キッズのアメカジがあるということを知ると、興味津々で行かれるお客様もいらっしゃるので、喜んでるかな~とそのスタッフの顔を思い浮かべることもありました。

伊豆には色々なショップや観光スポットがあるので、勉強の連続ですが、旅行で来られるお客様が殆どなので、できるだけよい穴場やスポットを休日には私自身で探しに行くこともよくあったと思います。
「ここに来て良かった!」と言われるのが本当に嬉しいことでした。
伊豆の良さも知ってもらうこともできますし、ファッションのことも褒められるのはやっぱり嬉しい。
もっともっと伊豆に旅行する人が増えて、私の働いていたショップも繁盛するといいなと思っていました。
もちろん、伊豆の貢献にもなりますしね!

ファッションスタッフとして他店を勧めるのはどうなのか、と思われることもあるかもしれませんが、良いものは良い、という姿勢は変わらないでいようと思っています。
そんな私の接客のマナーとしては、けして高額なものが良いわけではなく、個人個人に合った雰囲気のものを提示することです。
「こんなの着たことないけど大丈夫かなぁ?」と言われるお客様も多いのですが、実際試着され、「けっこうイイかも!」と言われると選んだ甲斐があるなぁと思います。
今後はもっと伊豆について知ってもらうためにもこの経験を活かしつつ、日々家庭での暮らしに役立てたいと思っています。

顧客様からの嬉しかった一言や差し入れについて

いつもシーズンになると洋服を見に来てくださる顧客様というものはいらっしゃいます。
そのような顧客様は私たちの販売しているファッションを気に入ってくださっているので、大変嬉しく思っていますし、シーズンオフになってから新シーズンが始まると、いつ来店されるのかな~?と今からワクワクしていました。
そんな顧客様から言われて嬉しい一言は、なんといっても、「ここのお洋服、やっぱり素敵よね」とか、「やっぱりここじゃなきゃ他では買えない」という言葉じゃないでしょうか。
もうスタッフ冥利に尽きます。

最後には丁寧にも「ありがとう、また来るから!」なんて言われると本当にその顧客様を大切にしなければ~!
なんて職場全体がほっこりします。
そしてまたいつ来てくれるのかな、まだかな、なんてシーズンも開けたばかりなのにドキドキワクワクしてしまうのです。

また、女性の方が殆どなのですが、たまに差し入れをいただきます。
そんな顧客様から差し入れなんてとんでもない・・・と最初はお断りをしていたのですが、お断りをすること自体が無礼かなと思って、最近はありがたく頂戴することにしていました。
それが顧客様のセンスの良さが光っていて、けして高価なものではないのだけれど使える、これイイっていうものが多いのが特徴です。
シーズン問わず差し入れしてくださって嬉しいのはデパ地下のクッキー。
でもそのクッキーは色々な動物の形がしてあって、なんとも愛らしくて可愛い!
それに普段衣類を触っているから手があれるでしょ?
なんて言ってくださり、某メーカーのハンドクリームを差し入れしてくれた時には本当に嬉しかったです。

確かに水仕事はしませんが、着衣を扱うレディースファッションにおいて、着衣との摩擦は仕方のないこと。
でもささくれのある状態でお客様と接することはできず、ネイルサロンにしげしげと通っているスタッフが殆どなのです。
だから上品な香りのハンドクリームやネイルオイルをいただいた時などは本当に使えるし、嬉しいって思ってしまいます。
やっぱりこの顧客様は見ていてくれてるんだなぁと思って、サービスしたいなと思ってしまいました。

「あなた達とおしゃべりしながら洋服を選んでいるのが一番楽しい」と言ってくださるのもとても幸せな一言です。
一緒に選ぶのはこちら側としては売れなければ損なのですが、やっぱり顧客様に一番良いものを、と思って選ぶので、それを楽しいと思ってくださっているのは嬉しいことです。
今後もそんな顧客様を増やすためにもファッションスタッフとしてほこりを持って頑張れたと胸を張って言えます。

レディースファッションならでは!職場や他店の人間関係とは?

レディースファッションと言えば、自分のショップの売りでもあるファッションをするべきだと、まずは新入社員の頃に教わりました。
そこでビックリしたのが、売れそうにないような、もしくは売れ筋のアイテムは自分で購入して着用しつつの接客と言うこと。
それが売れれば自分の成果が達成されますし、評価されます。

レディースファッションを扱っているのだから、もちろん職場は女だらけ。
そのため、女性の職場は怖い!
というイメージがつきものですが、実際陰口だったりお局様がいたり、仲間はずれなどがないとは言い切れません。
嫉妬でしょうか、狙われやすいのはいつも笑顔でニコニコしている女性です。
容姿もスタイルも学歴も普通なのに、彼氏がいて、そこそこオシャレという女性です。
本当に普通の女性なのになんだか毎日充実してそうで周りからみるとキラキラとしているように見える女性は本人を目の前にすると皆何も言わないのですが、陰口の嵐です。
本人はそういうのに全く気にしていないから、なおのこと陰口が広くなって、隣の店舗にまで伝わってしまうという悲しい現実が待っています。
そんな女性は多店舗でもそのような噂が広まっているのでやっぱり陰口好きな女性の対象になります。

また休憩での女子トークでは恋愛話は定番中の定番!
女性が集まってこの話をしないなんてありえません。
最近の話では彼氏とうまくいっていない、やら、結婚の話やらで持ち切りです。
出会いがないっていうのもレディースファッション店の悩みの1つで、さも男性の卸売がきたのなら、皆こぞって狙いに行きます。
その勢いがあまりに凄くて怖い・・・。
また女子トークではダイエットについても良く話していますよ。
特にどんなダイエットが成功するかとか、今はやっているのかどんなダイエットだとか、皆よく勉強しているなぁ~って感心するほど。
ダイエットに成功した人はその成功談ややり方を聞いたりして翌日から熱心に取り組んでいる、なんてことはざらにあります。

また、たまーに研修として男性社員が入ってくることがあるんですけど、もう皆夢中です。
それこそ卸売の男性に猛アタックするよりもその男性にアタックすることが多いです。
だから男性側もモテるな~って勘違いしがちなのが残念なところです。
でもやっぱり皆値踏みするから、あらさがしとかして、結局恋愛に至らない、ってこともあるようです。
たまにそんな男性社員と仲良くなって、食事して付き合うことになったら、職場ではその関係は極秘になります。
周囲の反感を買うのが目に見えているからです。
でも私、実はその男性とお付き合いをしています。
とっても優しくて、顔はそこそこだけど頼りになるのでこっそり皆が見えないところで手なんて結んだりするのがドキドキでそれがまた乙女心を刺激します。

女だらけの職場は世間では難しいとか怖いとかいうけれども、職場は職場、日常は日常とわけている人もいるので、そのような人は人あたりも良いし、でも一匹狼になっています。
でもそれが普通だとその人は思っているので、逆にカッコイイな、とも思います。
どうですか?
女性だらけの職場の事情。
なかなか難しいこともあるけれど、好きなファッションを扱うスタッフになるのは小さい頃からの憧れでもあったし、難しい職場である反面、楽しいことも多いです。
実際の女だらけの職場をよ~く観察してみると面白いですよ!